三年前の夏、職場を一人の女性が去った。仮にミカさんとしておこうか。
一応辞表を提出した形だが、半ばクビだった。
ずばり、よりによってクレーム対応の場で自分のことを「ミカは‥‥」と言ってしまったのだ。
「ふざけているのか」「おちょくっているのか」とお客様の怒りは頂点に達し、
さらに「あんな小学生のような人間をよこすとはどういうことだ」と本社に怒鳴り込み。
彼女は会社を去った今でも、いいトシして一人称がミカだった人(笑)として語り継がれている。
人は混乱したり追い詰められると、必ず、本当に必ず、素の自分が出る。
マジメな場では「私」って言うから良いもんねw とのんきに構えているそこの貴女。
第一志望の面接の場で、上司との面談の場で、お得意様との取引の場で、絶対に失敗が許されない極限状態で、
普段使い慣れない「私」がすっと頭から抜け落ちて、慌てるあまりうっかり「○○は…」。
あっ!というカオをした自分と、鬼のような形相で睨む相手、青ざめる周囲。
場の凍り付いた空気を想像してみてください。ちょっとリアルに想像してみてください。
想像しましたか?絶対にこんなの嫌でしょう。そうならないという自信、ありますか?
「あいつ自分のこと名前で呼んでキモイよなwww」って言われてるから。
普段仲良くしてるお友達も、
明らかに「私怨のある特定の誰か」を想定して書かれているようにしか見えないんだけど、 本人に言ったら?
そいつに彼氏を寝取られたのか?
そんなの一人称が「俺」でも「うち」でも一緒じゃん。 クレーム対応中で相手が気分を害するっていうなら「私」以外ダメなだけで。 しかも最後の方は私怨で書いてるとしか思えないし...
自分の名前を一人称にして呼ばしている家があるんだが(子供はすでに30代、中には男もいる)、どういうことなんだろうあれは。
某は〜とか接写は〜とか言ってんのか