2011-12-20

一人称自分名前にしてはいけない、実例と理由。

三年前の夏、職場を一人の女性が去った。仮にミカさんとしておこうか。

一応辞表を提出した形だが、半ばクビだった。

理由は単純。お客様を怒らせ、会社の品位を疑われたから。

ずばり、よりによってクレーム対応の場で自分のことを「ミカは‥‥」と言ってしまったのだ。

「ふざけているのか」「おちょくっているのか」とお客様の怒りは頂点に達し、

さらに「あんな小学生のような人間をよこすとはどういうことだ」と本社に怒鳴り込み。

結局、大事な取引がご破算になってしまった。

彼女会社を去った今でも、いいトシして一人称ミカだった人(笑)として語り継がれている。

 

人は混乱したり追い詰められると、必ず、本当に必ず、素の自分が出る。

マジメな場では「私」って言うから良いもんねw とのんきに構えているそこの貴女。

一志望の面接の場で、上司との面談の場で、お得意様との取引の場で、絶対に失敗が許されない極限状態で、

普段使い慣れない「私」がすっと頭から抜け落ちて、慌てるあまりうっかり「○○は…」。

あっ!というカオをした自分と、鬼のような形相で睨む相手、青ざめる周囲。

場の凍り付いた空気想像してみてください。ちょっとリアル想像してみてください。

想像しまたか?絶対にこんなの嫌でしょう。そうならないという自信、ありますか?

 

まあぶっちゃけ、貴女クラスメイトから

あい自分のこと名前で呼んでキモイよなwww」って言われてるから

普段仲良くしてるお友達も、

「○○ちゃん、自分のこと名前で呼ぶのさえやめればいい子なのに…」って思ってるから

実例も想像理屈も抜きにやめた方がいいよ。うん。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん