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はてなキーワード: 失業とは

2024-04-13

なぜベンチャー企業人事の投稿が荒れたか

「一度採用してしまうと企業から切ることはほぼ無理だから人間的には良くても経歴が悪い意味で気になる人を採用しづらい。労働者は法に守られすぎてない?守られるだけならまだしもチャレンジもしにくい」


このような内容の投稿結構炎上していた。(該当ツイートは削除済み)

ぶっちゃけ、内容自体全然間違ってないと思う。

企業正社員をクビにするには簡単じゃない。

なので、日本企業正社員採用をめちゃくちゃ慎重に行う。

その結果、


などなど、日本社会の成長だけでなく個々人の幸福度においても非常に良くない状態になっていると感じる

労働者を切りやすくなると、もちろん労働者にとっての不安には繋がるが、切りやすくなる分雇われやすくもなるわけで。

企業ちゃんと働いてくれる人に対して給料を上げやすくなるだろう

失業率も多少は上がれど、少子化が進んでいっているのもあり社会問題になるほど上がりはしないんじゃないだろうか

(注: 失業=職につく意欲があり能力もあるのに探しても職につけない状態

実際、引用を見ても、意見自体否定な人はそこまで多くないし、賛同している人も結構見る

じゃあなぜ荒れたかでいうと...なんでだろうね...?



あたりの条件が揃った結果、敏感な人たちに見つかってあれよあれよと炎上してしまったのかな...と

多分発言者ひろゆきとかだったら絶賛されてた Xだし

2024-04-08

働いてもおカネが貯まらない

身体が重い

寝ても治らない

半年失業手当もらえてた頃はよかったなぁ

また街のB級グルメを巡れるくらい余裕ある生活ができるような水準に戻れるかなあ

首と肩と背中と腰と腕と脚と頭がだるい

考えることが重い

2024-04-06

[] 賃金価格スパイラル歴史的証拠

賃金価格スパイラル過去にどれくらいの頻度で起きたのか、そしてその余波で何が起こったのか?

驚くべきことに、そのような出来事の後に賃金物価さらに持続的に加速したのはほんの少数だった。

新型コロナウイルス感染症による急性ショック後の回復が勢いを増す中、2021年インフレ率は多くの国で約40年間見られなかった水準に上昇した。

労働市場の逼迫と賃金圧力の増大をもたらし、経済グループ全体で平均名目賃金労働者1人当たり)が上昇し、失業率が低下した。

こうした最近の動向を受けて、賃金を通じたインフレによる第二次影響や潜在的賃金価格スパイラル懸念している。

インフレの上昇と労働市場の逼迫により、労働者インフレに追いつく、あるいはインフレを上回る名目賃金の上昇を要求する可能性があると指摘している。

現在労働市場の逼迫が今後数年間のインフレ圧力に大きく寄与する可能性が高いことを示唆しており、インフレ期待が固定されなくなった場合、その関連性はさらに強まる可能性がある。

これらの議論総合すると、賃金物価インフレが互いに影響し合い、賃金物価の両方が数四半期にわたって加速するスパイラルを引き起こす可能性がある点。

しかし、そのような状況は過去にどのくらい頻繁に起こったのか?また、そのような出来事の余波で何が起こったのか?

エピソード分析

最近研究論文で、1960 年代に遡る先進国間の過去エピソードをまとめた経済横断データベース作成することで、これらの疑問に取り組んでいる人々もいる。

残念ながら、賃金価格スパイラルの正確な定義は文献にない。

賃金価格スパイラルを以下のメカニズムの結果として定義する者がいる。

このように、労働者企業賃金価格をめぐって数回に分けて交渉するため、インフレショックが消えるには時間がかかる。

対照的に、賃金インフレの上昇が企業にとって新たなコストプッシュショックとなり、したがって近い将来インフレが加速する可能性に焦点を当てているようだ。

具体的には、賃金価格スパイラルを、連続する4四半期のうち少なくとも3四半期で消費者物価名目賃金の加速が見られたエピソードとして定義

期間0(賃金価格スパイラル定義する基準が満たされる最初の期間) より前のすべてのエピソードでは、消費者物価インフレ名目賃金上昇率の両方が増加している。

もっと驚くべきことは、初期の動向は平均して、賃金物価さらなる持続的な加速には続かないということである

実際、インフレ率と名目賃金の伸び率は平均して、賃金価格スパイラル後の四半期には安定する傾向があり、実質賃金の伸び率はほぼ変わらなかった。

したがって、物価賃金の持続的な加速として定義される賃金価格スパイラルは、最近歴史的記録の中で見つけるのは困難。

実際、上記基準使用して特定されたエピソードのうち、8四半期後にさらに加速したのはほんの一部。

場合によっては、インフレ賃金の伸びが一時的に上昇した後、再び低下するケースもあった。

さらに、いくつかのエピソードの後に​​はより極端な結果が続いた。

たとえば、米国1973年第3四半期のエピソードでは、1970年代最初OPEC石油禁輸によって刺激され、価格インフレさらに5四半期にわたって急上昇し、その後1975年に下落が始まった。

しかし、名目賃金の伸びは上がらず、実質賃金の伸びは低下した。

賃金の伸びは物価失業の動向と一致している。

記述されたエピソードにおける賃金価格の動態を検討する際に当然の疑問となるのは、均衡経済を特徴づける予想される関係からそれらの動態がどの程度乖離しているかということである

賃金の動態をインフレ労働市場スラック生産性の伸び傾向に関連づける賃金フィリップス曲線の枠組みを使ってこの疑問を探ることができる。

分解すると、賃金上昇率の上昇はインフレ労働市場の逼迫の両方によって引き起こされ、どちらかの要素が増加し、その後、エピソードの開始時を上回るレベルで安定している。

対照的に、他の構成要素の挙動は異なり、賃金価格加速エピソードの開始時に急速に増加するが、その後は沈静化する。

平均して、ここで述べたエピソードでは、持続的なインフレの上昇と労働市場の逼迫から予想される賃金を上回る持続的な賃金の伸びは観察されていない。

現在局面における重要問題は、先進国経済賃金価格スパイラルに陥りつつあるのかどうかである

一部の国における最近賃金価格上昇の顕著な特徴は、労働市場が引き締まる一方で実質賃金が低下していることである

したがって、連続する4四半期のうち少なくとも3四半期が、

という特徴とするエピソード特定

こうしたエピソードの後に​​は、持続的な賃金価格スパイラルが続く傾向はなかった。

逆に、名目賃金の伸びが増加する一方で、インフレは低下する傾向があった。これにより実質賃金回復した。

さらに、失業率も低下する傾向にあった。

全体として、これらの同様のエピソードの後に​​は、上記のより広範な一連のエピソードよりも高い賃金上昇率が続いたが、賃金の伸びは最終的には安定した。

実際、2年後の名目賃金の伸びは、インフレ労働引き締めの動きとほぼ一致している。

今回は違うのか?

実質賃金が大幅に低下した今日と同様の状況を見ても、持続的な賃金価格の加速を見つけるのは難しい。

そうした場合名目賃金実質賃金の損失を部分的回復するためにインフレに追いつく傾向があり、成長率は初期の加速が起こる前よりも高い水準で安定する傾向があった。

賃金上昇率は最終的にインフレ労働市場の逼迫と一致するようになった。

このメカニズムは、賃金価格スパイラルとして特徴付けられる永続的な加速ダイナミクスにつながるとは考えられなかった。

近い将来にこれらのパターン再現されるかどうかを判断するのはまだ時期尚早である

2024-04-02

anond:20240402165545

参考までに、俺が失業手当もらってたときは週当たり転職サイトに数件応募してれば問題なく認定されてたよ

書類通らなければ面接もできないのは当然のことだから

Aさんがかつてやっていた仕事

BさんがAIを使って奪い取る

ここで考えて欲しい点は、既にある仕事代替するだけであるのだから

社会的には生産される富の量というのは変わらない

しろBさんがより効率的にAさんのかつての仕事を行うことで

社会的には生産される富の量は増えるということだ

ではなぜここで不幸が増えることが想定され、AIに反対したり、危機感をあおる言説がまかり通るのか?

働かざる者食うべからず

社会価値をもたらさない人は幸福になるべきでない」

というアナクロ思想をBさん、ひいては社会の大多数の人間が持っており

仕事がなくなったAさんに(Aさんが他に何か価値を持つ仕事をしない限り)Bさんが生産した富を回そうとしないかである

まり仕事を奪って富を生み出す存在がこのアナクロ思想を持っていることが問題なのであって

この思想社会的に克服できればAIによる仕事代替は全く恐るべきではなく、むしろ歓迎すべきことなのだ


では具体的にどのようにすれば社会が克服できるのか、というと、宗教やらなんやしか思いつかないわけだが

AIに聞いてみるか

ワイ:

以上の文章を読んで「アナクロ思想」を社会的に克服する具体的な施策を考えて下さい

Claude 3 Opus

AIの導入により一部の仕事代替されることで、短期的には失業格差の拡大といった問題が生じる可能性がありますしかし、ご指摘の通り、これを乗り越えるには社会全体の意識改革と適切な施策必要だと思います

アナクロ思想」を克服し、AIによる恩恵を皆で享受するための施策アイデアをいくつか挙げます

ベーシックインカム(最低所得保障)の導入 働けなくなった人の最低限の生活保障する。これにより、AI仕事を奪われた人も尊厳を保ちつつ、再教育の機会を得られる。

教育システムの抜本的改革 AIにはできないクリエティティ問題解決力、人間性を育む教育実施失業リスクが低く、AI協働できる人材を育成する。

AI利活用による産業構造の変革 AIにより自動化される分野と、新たに人手を要する分野を明確化効率化で生まれた富を、新産業の育成と雇用シフト活用する。

労働時間の短縮と余暇の充実 AIの導入で生産性が向上した分、労働時間を短縮。自己啓発社会貢献活動などに時間を使い、働かなくても人生を充実させられる社会を目指す。

・多様な価値観の尊重包摂性の向上 ステータス仕事だけで測るのではなく、社会貢献やボランティア等も尊重する意識を育む。多様性を受け入れ、誰もが居場所を見出せる社会を創る。

AI本質的目的人間を豊かにすることです。そのためには、AIを脅威ではなく味方として活用し、社会のあり方をアップデートしていく発想が欠かせません。一朝一夕では難しいかもしれませんが、一つ一つ着実に、みんなで議論を重ねながら理解を深めていくことが肝要だと考えます

教育”というのはつまりはなんらかの「価値のある知識技能を得る」ということであるからClaude 3もアナクロ思想に染まってしまっているといえるし

あとは「ホームランを全選手が打てば勝てます」という、そのホームランを全選手が打てるようにする方法を聞いてるんだが~~~という話である

働かずに暮らせる世界は遠そうだ

2024-03-30

そもそも失業手当受給中に雇用保険入ったら支給停止なんてクソ基準がどうかしてるのよな

2024-03-27

絵師になんの恨みがあるんだって言うけどさ

生成AIの標的になれて絵師に不当な恨みが…みたいな事言ってる人いるけど、

納期守らないどころかメールの返信ないまま平然とコミケ出てるようなクソ絵師のせいで制作進行が上司に詰められてってなったら恨まれて当然なんだよな。

小さい会社だと一回の延期でもきついのに、それが一生納品されなくて何度も延期になるともう資金がなくなる。

資金がなくなるともう会社畳むしかいから、絵師のせいで失業した人とかもいるし。

相手企業から変な暴露されないとでも思ってるんだろうね。

VTuberとかで個人の依頼を受けて納期遅延暴露されて仕事なくしてる絵師見るとざまあみろって言いたくなる。

そんな状況だから生成AIで復習してやろうって人がいても気持ちはわかるよ。

執拗に一人のAI絵師攻撃されてる人、過去無自覚になんかやらかしてそうだなとは思う。

2024-03-26

anond:20240326053133

おつかれさま その内容だと傷病手当なんかももらえそうなきがする……

あと失業手当ももらう時期とか期間とか

ともかくゆっくり眠れるといいですね

2024-03-23

能登失業した人が多い←なぜ出稼ぎに行かないのか

2024-03-12

anond:20231106084536

散々言われてるけど、疫病・戦争災害では弱者ますます困窮し、元から権力や財力を持っていた人間が肥え太るんだよな。

日本に限ってみても、コロナ禍で元々不安定立場にあった経済弱者破産失業した一方、

政治家医者は大儲けして史上最高の利益を得ていると言う分かりやすい事例があるのに、一体何を見てこの3年間過ごしてきたんだろうね。

そんな程度の世界認識じゃどんなチャンスが転がってても無駄にするだけなので、死だけが増田にとって救いと言うのは正解だけど、他人を巻き込むなで終わる。

2024-03-10

anond:20240310093904

創英角ポップ体を使いこなす学習をしたAIが現れたら2秒で失業しそう

2024-03-08

anond:20240308145353

まあそうね

市場でやっていけるスペックがあるならハロワじゃなくて転職エージェント使って失業期間作らずに渡り歩いていくのが常識だわ

2024-03-05

納期守らない絵師がみんな失業した後にAI規制がかかりますように

2024-03-04

からテメーらは底辺絵師なんだよオブザイヤー

絵柄や画風を真似られて失業するのはお前らの腕がウンコモリモリだからだよ

トップを走り続けてるイラストレーター過去に絵柄や画風を真似られなかったとでも思ってんのか

真似られて真似られて真似られ尽くしてなお真似できない何かがあるからプロで飯食っていけるんじゃい

2024-03-01

生成AI

絵師様のお気持ち尊重して、

日本国内での利用だけ禁止したらいいんじゃないですかね?

そう言うのお好きでしょ?お気持ち最優先配慮技術規制

その間に中国なりアメリカなりが、もはやおおよそ人間が発想できる全ての表現再現できて、

人間創作アシストできる生成AIを作って、

結局、日本プロ現場でも払っただけで赤字になるような高いライセンス料を払った上に、

作ったもので生成AIが再学習するようなそんな社会が来ればいいじゃない?

その頃にはどうせ今生成AIに反対している絵師様はみんな失業してるだろうから責任も取らなくていいし、

短期的な自分利益だけ考えて技術潰ししてればいいじゃないですかね?

日本人、そう言うの大好きでしょ?

適当罪状でっちあげて生成AI開発してる会社日本支社とか、大学研究室にガサ入れすれば、

日本で生成AI研究しようなんてリスクを抱える奴はいなくなるだろ。

そうやって、技術者を海外に追い出せばいいじゃない?

何度も同じような失敗をしてきたんだから、今更失敗の数が増えても誰も気にしない。

2024-02-27

anond:20240227125513

ジャップランドって儒教の国じゃないですかあー

40超えたおっさん失業したとして他の新卒の奴らと同じように雇うんですかあー?業界経験SEとかで雇うの?30くらいのやつの下につけるつもり?リーダー経験管理職経験のないおっさんなんか誰も雇わないんでしょ?おっさん全員が管理職の適正あるわけないじゃんね。でも、兵隊としてでも雇わないわけじゃん

から他の効率のいい仕事に就けるなんてことはないし、雇用流動性なんて精々正社員派遣の流れしかまれないし、結局のところ「失業=まともな人生からドロップアウト」なんだよね。だってジャップランドは年齢差別が横行してるんだから

anond:20240227125513

失業=まともな人生からドロップアウト」のような日本観念意味不明なのだ


これを「観念」だと思っている時点でお前が社会というものを分かってないのが秒でバレる。

これは明確な日本社会の「仕組み」であり、それは個人の感想で覆せるものではないよ。

失業を恐れるな」と言ってるのって、人生終了仲間を増やしたい氷河期世代の連中やろ?

1回目の失業はむしろチャンスとなる。

2回目の失業無能臭いが付き纏う。

3回目の失業から応募できる会社ランクが明らかに下る。

4回目以降は終わりのないジョブホッパーとしての人生が待っている。

失業を恐れるな!なんてよく安易に言うもんだよね。

10回に3回ハズレの混じったクジで2回連続でハズレを引くだけで人生が終了するとして、お前は「たった9%だろ?それぐらいチャレンジしなよ」と言われて安易に動けるのかって話だ。

から見れば100人中9人だとしても、その9人からすればたった1人の自分人生なんだぜ?

そこが分かってない奴らはなんなんだろうな。

経営者目線を超えた神目線か?

この世界が作り物のテレビゲームにでも見えている?

anond:20240227125513

日本人不安遺伝子が多いのと大いに関係あると思う。

一時的とはいえリスクを取るのが不安失業するのが不安

人生において一番求めるものが「安定」。

安定がなくなると不安不安で仕方なくなり、なんなら自殺までしてしまう。

社会の大多数がそんな感じで、だから投資もしない。賭けに出ない。終身雇用を求める。

anond:20240227130158

氷河期世代にとっても「失業社会からドロップアウトなんて意味不明(そうであるはずがない)」と言われた方が救われるだろ。

anond:20240227125513

生産性が低いのはリスクテイクを恐れてるから、ってのはそうだと思うんだけど、それは労働者側も同じでその結果として起業が少ない。

コストコ高賃金パート募集するように増田起業して高賃金労働者雇えば、

失業を発生させずに生産性を挙げられるぜ?

というわけで、さっそく起業して労働者高賃金で雇うところから始めよう。

もちろんリスクは全部増田もちな。

anond:20240227125513

なぜかって、本当に理解できてないか

1970年代ごろ?から始まった終身雇用が当たり前の社会で育った人は失業ドロップアウトだと思ってるし、1990年代から始まった低成長な社会で育った人は賃金が上がらないのが当たり前だと思ってる

anond:20240227125513

なぜかって、本当に理解できてないか

1970年代ごろ?から始まった終身雇用が当たり前の社会で育った人は失業ドロップアウトだと思ってるし、1990年代から始まった低成長な社会で育った人は賃金が上がらないのが当たり前だと思ってる

日本人はなぜ「生産性の高い社会」を理解できないふりをし続けるのか

https://anond.hatelabo.jp/20240227085257

この増田トラバほとんど完全に的外れで、今回に限ったことではなくいつも同じような流れで本当に不思議なんだけど。

生産性の高い社会とは、個人能力が高い社会のことではない。

同一の投入能力あたりの生産量が高い社会のことだ。

個人能力が高まって生産量が上がるのは自明であって社会は何も進歩していない。

そうではなく、設備投資イノベーション、配置換え、何でもいいが

効率を上げることで同じ投入能力でより多くのものを得られるように、システムを変更することが「生産性を上げる」ということだ。

これはしかし決して簡単なことではない。投資リスクテイクを常に行い、市場に結果を評価される必要がある。

それが本来経営者仕事だ。



零細企業生産性が上がらないのはなぜか。

経営者がもはや設備投資取引先変更などのリスクテイクを行う気がないからだ。

零細企業は長期的な利益の最大化ではなく、経営者ライフイベントによって動く。

経営者がそれなりの報酬を得ている老人ならもはや設備投資リスクテイクもやる気は起きないだろう。

死ぬまで低賃金労働者をつかって現状維持し、資産を減らさずそれなりの年収を確保できればそれで満足してしまう。

これは個人の行動としては合理的で、だれかの能力の介在する余地はほぼない。

からそうなったらもう生産性を上げるには外圧で潰して資源を開放するしかない。

ストなどで賃金水準を上げていくのも重要だし

政策レベル強制的最低賃金を徐々に上げていくことはこの一つの外圧だ。




もちろんこの過程失業率は上がるだろう。ストにもレイオフリスクがあるし、企業破綻するかもしれない。

しかし単純に労働力分配という観点からみればそれはあくまで、ほかの効率のいい仕事へ移行する際の待機時間であり

永久労働市場から消えるなどというバカなことはない。

失業=まともな人生からドロップアウト」のような日本観念意味不明なのだ

もちろん失業率が高すぎないに越したことはないが、それは単に待機時間が短いほうが効率がいいというだけの話だ。

社会全体の生産性の向上を止めてまで失業率を下げるのは本末転倒ではないだろうか。

経済効率だけから考えれば失業者の生活社会保険でカバーすればいいだけの話だ。

実際に最低賃金を上げていった国は徐々に生産性が上がっている。




むろん、人間には感情というものがあり、労働に参加していないと社会無力感を感じるし

それを抜きにしても人間関係などの社会資源から切り離され個人レベルの損失はあるから

そういった部分には対処する必要があるだろう。

しかし少なくとも経済学的には、雇用状態/失業状態個人能力を表すわけではなく、単に今労働力市場に利用されているか否かを表すに過ぎないし

最低賃金の水準は個人能力とは関係ない。しいて言うなら社会能力に関連している。

もちろんただ最低賃金が上がればいいという話でもなく結局は生産性を上げることが重要だ。

そしてそもそも低賃金労働者能力が低い、というのは必ずしも正しくない。

単に生産性の低いクソ環境で働いてるだけかもしれないからだ。

ほかの指標がないから「現在賃金個人能力代表値」とすることが横行しているが、雇用流動性が低いほどこれは不正確になる。

もちろん能力評価による昇進や転職機能している場合には個人能力に相関はするだろうが、能力のものではない。

さらに言えば生産性が上がれば必ず賃金が上がるとも言えないので

可能ならば労働者側もストなどをして労働者パイを増やすことをやる必要がある。



ここまで書いてきたことは教科書レベルの話で、流石のはてな民といえど本気でこれを理解できないほどアホとは思えない。

なぜここまで理解できないふりをし続けるかに興味がある。

明らかに一部の世代日本人が病的なまでに設備投資リスクを嫌っており、それをしなくていいように逆算してロジックを組み上げているとしか思えないのだ。

こっちにも仮説はあるのだが、本当のところはよくわからない。

なぜ皆さんはここまで「生産性」を理解できないふりをし続けるのか?

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