はてなキーワード: ゾーニングとは
年齢制限やゾーニングが徹底してるなんて大嘘かよ。
識者も賛否真っ二つ 都漫画ポルノ規制で参考人招致
2010.5.18 20:47
子供の性行為を描く漫画などの規制を目指す東京都青少年健全育成条例の改正案をめぐり、都議会総務委員会は18日、識者への参考人招致を行った。
参考人は、反対派から宮台真司首都大学教授(社会学)と田中隆弁護士、賛成派から前田雅英首都大教授(法学)と赤枝恒雄・赤枝六本木診療所院長の計4人が出席した。
宮台教授は意見陳述の中で表現の自由について「日本的カルチャーへの死の宣告で、規制ではなく、ゾーニング規制(購入や閲覧の年齢制限)すべき」と主張した。
また、改正案で規制対象となる18歳未満のキャラクター「非実在青少年」には「設定が問題なら『これは成人コスプレ』と断れば何でもありでナンセンス」と批判した。
「(ドラえもんの)しずかちゃんの入浴シーンは規制の対象外」などとした東京都が作成した「質問回答集」にも言及し 「法律は条例を含め条文がすべてで無意味だ」と切り捨てた。
一方、前田教授は「条文にあいまいな部分がないわけではないが、これだけ議論が出てくることは意外。概念が不明確とか、どこまで処罰するか分からないことがあるが、法的問題はない」と指摘した。
さらに、前田教授は「漫画などの区分陳列を義務づけるだけでゆるやかな規制。欧米でも子供が自由に見れるものは限られてる。PTAから『こんな漫画を世の中に出していいのか』という意見もあり、子供へのメリットを考えると改正案を早く施行すべき」と持論を展開した。
「条文にあいまいな部分がないわけではないが、これだけ議論が出てくることは意外。概念が不明確とか、どこまで処罰するか分からないことがあるが、法的問題はない」
よく分からん。
彼らが18歳未満への販売規制を実施したとき、私は自分が多少不安だったが、18歳以上だったから何もしなかった。
しかし「ニーメラーの詩」は、そこで挙げられた例が悪である場合にのみ成立する、特殊な論法だという点に注意しなければならない。
規制に反対する者は、その規制自体の悪を主張する努力をしなければならない。
「ニーメラーの詩」を誤用し「転がりやすい坂」に逃げ込んだところで、その主張が顧みられることは期待できない。
「覚せい剤は悪だから規制すべきだ」と言われている時に「覚せい剤を規制すればゆくゆくは全ての娯楽が規制される」と言うのは反論にならない。「悪(い娯楽)に限定した」規制を否定できていないからだ。
「「不健全図書」や「わいせつ物」でなければ」っていう限定が付くのは、現行法下では、って話をしてるんだよね?
そうじゃなくて、ゾーニング論者の取る規範として、「子どもが自由に不健全図書やわいせつ物を見られないのは人権侵害だ!」と言うのかどうか。親なんて持ち出さなくていい。
言うのであれば理解は簡単。自由を規制されるべきではないという人間が自由を主張してるだけだから。
言わないのであればその理由は何?
答えは「子供は判断力が未熟だから」あたりだろうから、その次まで聞いておく。判断力が未熟だとどうしてポルノを見ちゃダメなの?判断力が未熟な大人はポルノを見ていいの?
ここで言うゾーニングどうこうっていうのは、要は「搦め手」なんだよ。
現状、業界は自主規制どうこうなんて一切する気がなくて好き勝手やりたい放題やっていた訳だ。だからこそ、反発が来て、規制しようという動きが出てる。
そこで、ゾーニングをしっかりすると、推進派を言い負かすことはできないにしても、推進派に「ちゃんとゾーニングするんだったら、今わざわざ規制することはないかもね」って、引き下がらせることができる可能性がある訳だ。様子見させるだけでも、業界からすれば1つの勝利なんだからな。
流通規制:「商品の分類を厳格に行いましょう」(作っても合法)
天と地ほどの差がある。
そして、少々乱暴な線引き(子供が水着だったらアウト)で指定をしても、
「不健全図書」に指定されるだけで表現が「違法」になるわけじゃない。
だから、ゾーニングを強く推す人たちがいるのも確か。
過去に18禁指定された図書が、再販では指定されなかったり事例もあるからね。
ゾーニングすらも反対する人がいるのは、流通規制は事実上の表現規制であるから。
多分、通ったらしばらくの間、そうした漫画は消えるだろう。
雑誌社の都合で。
#チャンピオンREDいちごなんかは、嬉々として不健全図書指定を受けるかもしれんが
#どうせ一般読者はあまり想定して無いだろうし、販売経路的にも指定は関係ないだろうし
なんでゾーニングだとエロとそれ以外を明確に区別できる、みたいな話になっちゃうし
それにネット販売でゾーニングを徹底しようとしたらかつてみんながさんざんバカにした
小倉弁護士あたりの言うネットで個人を識別する方法を導入する方向になると思うけど
その辺はどう思ってるんだろう
あー、ごめん、俺が言ってた「被害者いないじゃん論者」ってのは大雑把過ぎた。
自分が嫌いな表現だからって規制するな論者とゾーニング論者は?
…なんか↓と文体が似てるなorz
ポルノを見たくないのに見る被害とポルノの被写体にされる被害は別だから
ロリコン漫画を見たくない人のためにゾーニングしようということなら
同じ人が主張してもおかしくはない。
条例自体にはどちらかと言えば反対といった感じですね。
一番いいのは否決されて業界が自主規制をよりしっかり行うようになるか、
あるいは一旦否決されて条例の内容を練り直してからよりオタにも不安を与えずにゾーニングを推進できる文面で作りなおすかだと思います。
これは消極的賛成ってことになるかな。
最初期、相手の意図が見えなかったころに各作家さん達やオタから大きな反対の声が上がったのは我々の危惧を相手に伝えるという意味では非常に意味があったし、必要だったと思います。
その後、その反応を受けて都は公式の発表として文章として残る形で条例の意図や実際の適用範囲を伝えてきた。
この都の見解と条例文を一緒に扱う限りでは、大きな危険は無くなったと思うし、実際こういった条例を出さざるをえない状況も見えてきた。
今後は、この都の見解をどれだか条例に盛り込めるか、そして切り離せないようにするかがポイントだと思う。
そういったすり合わせを行う段階のためには、表現規制と販売規制を混同して、あるいはミスリードを誘って騒ぎ立てる原理主義的な反対派は逆に邪魔になってきたなーと感じます。
ここまで行くと極端だしさすがにそれはないと思うが
「なんだお前まだアニメとか見てんのか」
と小馬鹿にされたくない人間は増えてるんじゃないのかなあ。自分の趣味を例えば世間一般の「読書」や「映画鑑賞」に並べたいというか。
「小馬鹿にされるのは分かっているから隠しておこう」という既存のオタの考え方に対して「小馬鹿にされないような世界が来て欲しい」というオタが増えていそうで。
これに関しては納得。ネットのゾーニング問題にも繋がるところではあるね。
逆に2chまとめブログとかを見ていると「オタきめえwww」みたいな書き込みが結構な率で見受けられるのだが、アレはなんなんだろうなぁ。
「いや君らも世間から見たら似たようなもんだよ?」
と思う。
#hijitsuzai
きちんとした議論をしている人たちがいる一方で、なんかヘンだぞ、という感覚も多かったのでそのことを書く
なんというか、自分の個人的不満とか嫌いな集団とかを規制派に重ねて叩いている、という印象が拭えない。
特にオタクの人たちに多い感じ、残念だが。
ツイッターではともかく、2ちゃんとかで不用意に「多少の規制は必要でやり方の問題だ」などといった人はけっこう感情的に叩かれるのだが、印象深いのはその時の叩き方。
左翼嫌いな人たちは「規制派はサヨ」というし、右翼嫌いは「石原はウヨだから規制派はウヨ」という
ツイッターで「今回の規制はアメリカの外圧だ」という話も何度もリツイートされたが、単に反米感情を煽っているだけのような気がしてならない。要するにアメリカが嫌いなだけでしょ。
外国の議員なり外交官なりが日本の関係者に何らかの要求をすることは、外交において普通にあることであろうし、それが発言者個人のレベルかどうかにも依る。ちょっと懸念を示しただけで「外圧」になるんだったらそもそも国交などできないでしょう。
仮に「外圧」があったとしても、その結果として行動を選ぶのは日本人なんだからこれは日本の問題なのであって、アメリカは悪くないのだ。
上記のような人たちは、単に「敵」を求めているのである。
彼らの持っている世界観は
というものだ、これはいわば「物語」である。彼らにとっては敵は大きければ大きいほど良い、その方が自分も相対的に偉くなったような気がするからだ。
だから「敵」にいろいろな実像を与えようと、右翼、左翼、コミケ、アメリカと追加していく。
彼らにとって自分に異論を吐く人間はすべて悪なので、「意見でない範囲での対案としてのゾーニング」なんて話をしても無駄。
客観性を失った彼らには、「規制派も対象は違うが全く同じ物語のもとで行動している」というメタな見方が欠けていて、自分たちを「一方的で完全な被害者」だと認識している。
彼らは「敵」を思考停止状態だと思っているが、自分たちも思考が停止している。
彼らの何人かは石原の「太陽の季節」の内容をあげつらって叩くが、その自己矛盾に気づいていない。
それをやると「言論の自由を標榜していながら表現狩りをする」という事になるし、「創作物と創作者を切り離して考えていない」ということになる、そうなれば風向きは自分たちに不利になるのに。
要するにとにかく相手を引きずり下ろしたい、という思考だ。
彼らはオタクのプロパーで語りすぎるゆえに、言葉は身内にしか届かないだろう。
彼らは広い世界に語ってるつもりになっているかも知れないが、身内で「だよねー、そうだよねー」とやってるに過ぎない。
この問題を本当に説明していかなければいけないのは、漫画やアニメに理解がなくネットも知らない人たちに対してであり、そういう人たちに彼らの言説は全く届かないだろう。
たたき台としては、まずまずじゃないかと。
区別されてるよ。
「児童ポルノ」は一般的禁止で、「非実在青少年」は「不健全図書」に含めて、「青少年」に対する販売規制であって、一般的禁止ではない。
素人でもそう読めるように、解釈規定を分かり易くするということならいいと思う。
こうすると、むしろ規制対象が広がるような。
「みだりに性的対象として肯定的に描写」しているかどうかは、内容を見ないことには判断できない。
戦争の悲惨さを協調するには、敢えて残酷な描写をしないといけない。
レイプの暴力性を訴えるには、そういう描写も必要な場合もある。
これは、運用状況を監視していくしかないと思う。
あるいは、野放しにするか。
「都民の責務」にまでするのは、確かに行き過ぎなんだよなぁ。
目的規定で十分だろうし。
ただ、それを法文でもって宣言したいということも理解できるんだよなぁ。
まぁ、この規定が残ることで廃案になるくらいなら、削除でいいって流れには持ち込めるかと。