はてなキーワード: ブリトンとは
いやそれもちょっと違う。
アーサー王はローマがブリテン島から撤退した後の混迷の時代の概念。
純粋なケルトでなく、先住ブリトン人(厳密に言えばブリトン人すら先住でなく先住者と外来者の融合だが)と征服者ローマの持ち込んだものが融合した、ローマン・ブリトンの文化の守護者的位置。
年代順に大雑把に書くと
年代 | 来た民族 | 系統 |
新石器時代 | 先住民(ストーンヘンジ作った) | 民族系統不詳 |
青銅器時代 | ビーカー人の渡来 | 多分ケルト |
鉄器時代 | ベルガエ族等の渡来 | 大陸ケルト |
紀元43年 | ローマによる征服 | ラテン |
紀元407年 | (ローマ撤退) | -- |
暗黒時代 | アーサー王の設定年代 | 「ブリテン」 |
中世初期 | アングロサクソンジュートの侵攻 | ゲルマン |
10世紀末 | デーン人の侵攻 | ゲルマン |
1066年 | ノルマン・コンクエスト | ゲルマン |
それぞれの時代でやってきた民族は先住民と混ざり合って混合した文化が生まれる、の繰り返し。
以上4者が混ざった存在。
ついでに、ローマ時代に一度、ブリテン島にキリスト教が入ってきてるのも話をややこしくする。
これをブリテンと呼ばずにケルトと呼ぶのは割と無理があるよ、流石に。
まあ第一次世界大戦でも第二次世界大戦でも目覚めなかったねぼすけに期待する方がもっと無理だけどな!
(お前それ書きたかっただけだろ)