最近、微妙にバズったけどバズり切れなかったくらいのWEBマンガなどをピックアップして、作画だけ別の作家に描きなおさせて商業誌面に載せるというパターンがちらほらありますね。
どの作品がとかは言いようがありませんけど、簡単に世間を見回してみても三~四作品ほどがそのパターンなのを観測できました。
中には既に商業に乗って本がリリースされたはずの作品をリブートとしてこのパターンにしているものもあるようですね。
もう元々マンガなのに改めて別の作家にマンガとして描きなおさせる。
私としては「あなたの絵が好きで追いかけていたのに、これからは知らない作家が描きなおして、あなたの絵では見れなくなるのか」と残念な気持ちにもなります。
観測した数作品でも、それぞれのファンが似たような感想を歯切れ悪くつぶやいたりしています。
「〇〇先生の絵も綺麗で好きだけど、あなたの絵で見たかった」みたいな。微妙に叩かれないよう防線はったようなもごもごした感じ。
実際、リメイクに呼ばれるだけあって作画担当は絵がとても上質な作家ばかりです。きっとあのファンたちも本当に好きなんでしょう。
でも元の絵、元の作家のファンはやっぱり複雑ですよ。物語も重要ですけど絵も重要でしょ。マンガなんだから。最初から本当に絵なんかどうでもいいという読者ならともかく。