スーパーから帰る途中。信号待ち。
自転車に乗った女の子2人。
見た目は高校生くらい。
水色ワンピースを着た色素薄めの子と、灰色Tシャツを着たポニーテールの子。
ポニーテールの子の背中が汗でぐっしょりだった。
見た瞬間、小さな感動を覚えた。
女の子の汗!
代謝がいい子なのだろう。
冷やしてあげなくちゃ、と思った。
僕の買ったレディボーデンを食べるかい?
それともアイスボックスがいいかな?
などと声をかけても怖がられるだけだろう。
女の子を怖がらせるのは僕の趣味ではない。
ならばこうだ。
「アイスよりもシャワーを浴びたいわ」とポニーテールの子は言う。
あいにく僕は彼女の汗を洗い流す冷たい水にはなれない。
だけどクールな風にならなれる。
ふわ、と僕の身体は宙に溶け、彼女たちのわきの下、太もものつけ根、膝の裏を的確に冷やすのだ。
「え!何これ!?涼しい〜!」
「すごーい!」
女の子が喜んでいる。
それだけで何にも勝る幸せを感じられる。
Permalink | 記事への反応(2) | 13:22
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ワイは陸上部JKの汗が好きやで。
千の風になってる