一つの技を習得するために半年かけたとか、一つのトリックを成功するまで1日に158回チャレンジしたとか、とにかくスケボー金メダリスト吉沢恋さんのエピソードは「練習量と根性」というスポ根ネタばかりである。
しかし、彼女は幼少時から日本トップクラスのスケーターに指導してもらえる状況にあり、練習の質は最初から確保された状況だった。ただし、他のスクール生も含めて。
練習の質が確保される状況では、他の人より抜きん出られる決め手は練習量と根性の2つしかない。
吉沢恋さんは才能は並以下だったがこの2つが凄かった、だから金メダリストになれたとスクールの先生が評していた。
吉沢恋さんの件は、練習の量と根性を無視した「練習の質だけあればいい」という近年の日本アマチュアスポーツ界に蔓延する空気を変えるきっかけになるかも知れない。いくら質を上げても、効率的っぽくやっても、それだけではある程度まで行って終わりなのだ。
早速歴史捏造?
どこが捏造?