2024-07-04

若年層、10人に1人が痴漢被害 鉄道関連7割、内閣府が初調査

 内閣府は4日、16~29歳の若年層を対象にした痴漢被害オンライン調査結果を公表した。

 10.5%に被害経験のあることが判明。このうち、7割が電車内など鉄道関連で発生していた。痴漢に焦点を当てた政府調査は初めて。

 被害経験者の内訳は、女性が88.0%、男性10.6%など。被害場所電車内の62.8%が最多で、ホームなど駅構内も含めると、鉄道関連が70.0%を占めた。2番目に多かったのは路上の13.0%だった。

 被害時の対応について、42.7%が「とっさのことで何もできなかった」、32.5%が「怖くて体が動かなかった」と回答した。

 被害後の対応は、80.4%が「大ごとにしたくなかった」などの理由で、警察や駅員など関係機関に連絡しなかった。内閣府担当者は「相談先の周知や相談やす環境の整備も重要だ」と分析している。 

https://www.jiji.com/sp/article?k=2024070400495&g=soc

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん