■anond:20240325043301

村上龍が言うように、小説家ってなりたがってなるべき職業じゃないと自分も思うんだよなあ

でも、世の中、夢見すぎたドリーマーとかワナビーが多いので、こぞって小説家になりたがって、華やかな生活が送れるとでも誤解してるんだろうけど

13歳のハローワークに村上氏が書いていたように、最後の最後に選ぶべき職業だと思うんだよなあ

というか、自称～なんて、いいかげんな名乗れば本職みたいな職業はみんなそうだろう

周囲の人間からしたら、バカだろうと思われるだろうし、実際馬鹿だから、警察に厄介になっても自称画家とか自称小説家とか名乗るんだよな

医者が小説家になることはできるが、小説家が医者になるのは難しい

人生、いつだって落ちぶれることは簡単だ、這い上がることは難しい

医者になりたくなかったとしても、人生最初は医者を目指すべきだ

いつだって、ドロップアウトすることはできる

医者になって、耐えられなくなって、ドロップアウトしたら、小説家にでも画家にでもなんにでもなればいい、自称で構わないいいかげんな職業を名乗ればいい

自称犬の訓練士みたいなもんだ

死刑囚が小説家になることはできるが、小説家が死刑囚になることは…、いや、これはできるな…

医者がドロップアウトして小説家になり、小説家になった医者がドロップアウトして死刑囚になる…、これは可能だな

人間、落ちるところまで落ちるのは簡単なんだな

すべては重力のなせるわざ

高いところから飛び降りるのは簡単だが、飛び上がるのは難しい

自分の質量を高いところまで引き上げる仕事と運動エネルギーが必要だからな

俺はもう落ちるところまで落ちるべきなんだろう

Permalink | 記事への反応(2) | 04:45

ツイートシェア