2024-01-31

どこまでフィクションかは分からないけど、映画ゴッドファーザー製作舞台裏を描いたドラマジ・オファーの中で、監督コッポラ原作者マリオ・プーゾは良い関係性だった。

元々は自分脚本を書くつもりだったコッポラに、原作者が直訴して自分脚本を書いた。

小説はともかく脚本は初めて書いたマリオ・プーゾは、書き方がうまく掴めず挫折しそうになるが、コッポラが「君から書くと言い出したんだろ!」と発破をかけたり、「なんてこった、君は天才だ!」と褒め上げたり、遅れる脚本の進捗をプロデューサーに誤魔化したりしながら、二人三脚で仕上げていく。

たぶん理想的原作者あり脚本作り方というのは、監督脚本家と原作者があーでもないこーでもないと行ったり来たりしながら、時間をかけて理想の姿を探ることなんだろう。

しか現在映像製作のサイクルがそれを許さない。特にテレビでは。

コミュニケーションによる理想の姿の追求ができないのであれば、ビジネスライクに事前合意が取れるためのルール作りとルール施行の徹底を目指すしかないんだろう。

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