進撃の巨人、エレンの行動原理は性格とはプライドとか、そういう人間的なレイヤーではなくて、生まれたときにグリシャを通して、はるか過去から、おそらく巨人の「道」と同じように連綿と続く人間の自由への意志のようなものが流れ込み、「自由という牢獄」に囚われているという点が大事なんだと思う。
物語前半に出てくるエレンの闘争心は、半ばその自由への渇望に引きずられているし、人間性に関係なく地ならしを「させられている」。
壁を越えるという分かりやすい自由への挑戦を描きながら、その自由を求める心自体が不自由であるということ、運命に縛られる人間の哀しみまでが描かれてるんじゃないか。
Permalink | 記事への反応(1) | 21:19
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てにをは間違えてまで慌てて書くような内容じゃないだろ