違う。
ネット以前でもエロだのグロだのは未成年者の目に触れていた。
それこそテレビでも過激な映像が流れていたことは知ってるだろう。
ロリコン漫画だって雑誌で連載されていた。
そこで推奨されていたのは「見れるけれど見るべきでない」という態度だ。
視界に入っても無視しろ、ということだ。
もちろん焚書だとか悪書追放だとかいった弾圧は時おり行われたが、
それらは「やるべきではなかったこと」とみなされている。
アドブロック、Twitterのブロック機能、はてブのミュート機能…
「見たくない人がいる特定の物を見せない仕組み」というのはネット以降に普及したものだ。
「見たくないものをそもそも視界に入れない」なんてことがリアルでは実現できるわけがない。
だがネットではそれが(部分的にでも)実現できてしまった。
なので不快なものが視界に入っても無視できない人が増えた。
そして「見たくないものを見せるな」と主張するようになった。
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