「見ないふり」というか、「見た上で」、ジャニ問題は「性犯罪」ではなく枕営業の要求だから、ウィンウィンならOKってのが前の時代の世相だったわけで、当時でも刑事事件まで行ってればあれだけど、結局はどれも民事で決着ついて、訴えた側も最後はウィンウィンの片方になったんでしょ、って感覚が、いわゆるアップデート前の前世紀の社会なわけ。アップデート後はとにかく「やっちゃ駄目なことをやった人はとにかくやっちゃった場所に戻ることはできない」っていう、時にキャンセルカルチャーとも批判される厳罰の原則が基本論調になって週刊誌や暴露系チューバーに翻弄されている現代社会。
ラジオを聞いた直後、ボクは「『知らなかった』じゃなくて『見ないようにしていた』じゃないのかなー(独り言)」とTwitterでつぶやいたんですが、ジャニーズ問題のポイントはそこだと思うんですよね。
ジャニー喜多川の性加害について、ある程度の年齢の人なら噂ぐらい知っていたはずなんですよ。