説明された意味は「雑務を自動化や外注化して自分ができることに注力する」。これで少子化によりゆくゆく減っていく人員をどうにかするらしい。
もうね、アホかと。
外注化してる時点で減るのは「自社で雇っている人員」であり、トータルで見たらそこにかける人員は変わらない。
外注先の委託管理費、頼むためのマニュアル作成や準備に関わる人件費、人件費以外のコストはむしろ増えるのだ。
だったら自社で雇った方がよっぽどコストは低いし、従業員のストックも増える。
面倒事をしていても「雑務を減らして仕事の時間が増えるのが理想」って話題が度々出る。
しかし、自部で請け負っていた雑務を他部に返すために担当者を工面してもらっているあたり、矛盾しているのだ。
やりたい仕事の30%くらいは雑務が出る。それくらいの気持ちで仕事量を算出して割り振ってくれ。理想を言うな。わがままを言うな。嫌な部分を見ないふりして仕事できた気になるな。