2023-04-20

記録媒体経年劣化が無い時代無常

写真映像デジタル記録が当たり前になって久しいけれどいつまでも記録した時そのままのクオリティを保つということの残酷さのようなものを実感する機会が増えている。

今となっては一昔前に記録されたであろうそれらや彼らと向き合う度に今現実存在していたりもう存在しなかったりするそれらや彼らとの差異が鮮明になり不安とも混乱ともとれない感情を抱く日常を生きている。

劣化というのは思いのほか自動的時代性を演出してくれていたのだ。その自動性過去と向き合う感情にもまた自動的にラベル貼付けていたのだろう。

着ているファッション流行差異、取り壊されたランドマーク存在感、映像フォーマット規格の進化、もはや記号傍証しか時代性を感じ取れなくなった。

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