今日買ったデコポンがめっちゃくちゃ美味しかったので思い出したんだけど、
人生で1番美味しかった果物は予備校時代に食べた桃なんだよな。
当時自分は予備校の寮に入ってて、同じ寮の子が風邪引いただったかで授業に出れなくて、ノート貸したんだ。
高校ではまともにノート取ってなかったんだけど、予備校は講義が面白くてちゃんとノート取ってたから、自信を持って貸せた。
で、そのお礼にもらったのが実家から届いたとのすっげー立派な白桃で。
予備校の寮の自分の部屋で、常温の桃を、ナイフも皿もないから丸かじりで、一気に三つくらい食べちゃったんだけど、ほんとおいしかった。
お高い美味しい桃だったっていうのもあるんだろうけど、
予備校通いの浪人生という人生でも初の生産性の無さしている時に、
自分の作った何かへの正当な報酬として受け取ったものだっていうので、余計に美味しかったんだろうな。
この先も当分、美味しい果物食べたときには「それにしてもあの時の桃は美味しかったな」って思い出すんだろうな。
ずっと忘れなかったらいいな。
それはそれとして、このクソうまデコポン、明日もまだ売ってるかな。
箱で買いたい。