巣の中に二匹の雛がいる。
彼らは兄弟であり肉親だが互いに生存競争を生き抜く為のライバルである。
親鳥は巣に餌を持ち帰る。
鳥の世界に基本的人権だとか生きる権利、法律や守るべき道徳、社会的規範などというものはない。
片方の雛のほうがデカければ、
小さい方の雛は餌の奪い合いに負けて死ぬ。
あるいは時にはあまりに育たない雛は親鳥が間引くくらいだ。
これがこの世界の基本的原理だ。
これは人の世だとて例外ではない。
強いものが勝つ。
これは絶対的な法則である。
では、なぜ弱者の保護などという概念が現れたかといえば、人間は鳥と違って非常に巨大な社会というものを形成した上でそこからより強力な利得を得る集団であり、その社会を維持するためには弱者保護という概念がある社会の方がより強力であり生存競争に生き残れるからだ。
Permalink | 記事への反応(1) | 05:43
ツイートシェア
でも女は下方婚しないよね。