自転車ロードレースの最高峰とも呼ばれるツール・ド・フランス。
そのツール・ド・フランスでヘルメットの着用がルールにより定められたのが2003年。
それから20年経って、日本の公道においてヘルメット着用が努力義務化された。
あまり関係がないことのようでもあるが関係がないわけでもないだろう。
プロの自転車競技においてヘルメットが着用されるようになると、
アマチュアの自転車愛好家たちもそれを見て真似るようになる。
それを見越してメーカーは自社の製品をプロチームに採用されるように積極的に売り込む。
当然、プロチームとしてはより高い機能性を求めるので製品としての質が上がっていく。
同時にメーカーは性能とプラスしてデザインも工夫することで販売の機会を増やそうとする。
そういった自転車ヘルメットという製品の熟成がなければ、
自転車ヘルメットという存在そのものがないのはいうまでもない。
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