2023-02-16

anond:20230216183425

どうもずれてると思えば、増田自動車販売の話を表面的に捕らえてるんだな。

商用車世界というのは、輸送システムを売っているんで、システムとして完成しなきゃならない。
からエネルギー供給事業者エネルギー供給できなければ、いくら立派なBEVがあっても意味がないんだよ。

例えば、増田が例に挙げたテスラセミ。これ、大陸で走っている大型トレーラの半分ぐらいのサイズしかない。にもかかわらず、急速充電には1MWのエネルギー必要理想的カタログスペックで500kmほどの走行距離しか充電できないことになる。

1MWとは、標準的世帯330世帯分と言われる。で、これを大きさを倍、1000kmとすると、少なくとも一千世帯分を賄えるだけの発電設備を用意して、ようやく30分で充電ができるわけだ。

そして、田舎町で、普段の電力需要に加えて、一日数台しかこないBEVの充電のために、発電所変電所を用意することが現実的か?


と言うわけで、増田の「テスラセミにどう勝つのか」については「テスラセミエコシステムの構築で時間がかかっている間に、システムを構築する」というのが、自動車産業エネルギー会社が考えていること、と言うことになるな。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん