2022-12-27

例えば、変な連中が「共産主義のような暴力思想学校で教えるな!」と騒いだとして、共産党員が「教育自由侵害だ!」などと騒いでしまうと、「つまり教員個人の信念で政治思想を教えようとしているってこと?それって教育基本法第14条2項に反しない?」という反論が成立してしまう。そうなってしまうと、「憲法違反法律無効!」のような再反論も流石に厳しい。

ここで共産党員立場から本当に言いたいことは「少なくとも共産主義暴力思想ではない」という話なわけで、「共産主義教育を、教育自由として認めるべきか否か?」というところに論点がズレ込んでしまうと議論はどんどん間違った方向に進んで行くよね。

とは言え、そうした誤謬責任が全て「共産党員反論が雑だから」という点にあるとしてしまうのは非対称なわけで。そもそもが「共産主義暴力思想」というレッテルを貼った連中こそが諸悪の根源であることも共有されなければいけないわけで。

公共空間と「表現の自由」に纏わる諸々の議論も、そういう誤謬に陥ってるんじゃないかなぁ。

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