「差し引きでマイナスになる存在は、この世に存在してはいけないのではないか」
誰かを傷付けることほど、罪深いことはないのだから
「誰かに害を与えるくらいなら、社会から撤退して一人いるべきだ」
「一人でいることができないのであれば、それが人間という生き物の性質ならば」
これはもはや、私の中での中核的な信念だ
全ての文章の後に「自分に限っては」という但し書きがつくような、そういう信念だ
私に限っては、それは嘘であると思っている
強いて言うのであれば、死すべき定め以外には持ちえない
優しくあろう、有用であろう、正しくあろう、誠実であろう
幾つもの美徳を取り溢し、掛け替えのない価値を台無しにしてきてしまった
制御できない自分自身に嫌気がさし、怒りが湧き、最後には絶望して
生まれてきた意味など何一つ持てず、見いだせず、生み出せなかった私が
もう、沢山だ、いい加減にして欲しい
そうしたら、少しは自分自身を認めてあげられるだろうか
@Gesu_Masuda