ふつうにおばちゃん同士とかは横に並んでエスカレーターに乗っていた。
だから歩きたい人は、ちょっと通してください、って避けていくかしてた。
あと都市部で通勤ラッシュのところなんかだったら全員が空気読んで立ち止まらずに歩いて登っていくような感じだった。
でも昭和の終わりか平成の始まりの頃にとあるテレビ番組がそれを変えた。
エスカレーターは急いでいる人のために片側を空けましょう、ってやってしまったんだよな。
でもまあ当時のテレビの発信力の強さには関心する。
今ではすっかりと常識化したトイレを待つときに一列に並ぶという習慣も同番組で作られたといっても過言ではないというか、それが事実だと思う。