2022-11-13

イエレン財務長官単一データへの依存に警告-10月CPIを評価

イエレン財務長官11日、前日に発表された10月の米消費者物価指数(CPI)を「良好な数字」と評価しつつ、一つの指標の単月データ依存し過ぎないよう注意を促した。

  インドニューデリー訪問中のイエレン長官は「コアインフレは想定されていたよりずっと低かった。一方で、住居費は高い数字が続いているのも事実だ」と記者団に述べた

  イエレン長官は数週間前からインフレが減速し始める兆候について発言してきたが、11日には住居費など一部の項目が大幅な価格上昇をあおり続けるだろうと強調した。住居費は総合CPIの約3分の1を占め、来年に入っても長く物価上昇に寄与するとみられる。

  「住居費は帰属家賃家賃の両方において、今後も勢いを維持し、何カ月もの間、インフレ上方向の圧力を加えるだろう」とイエレン長官は述べた。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん