未だに「見ることこそが最大の学び、本を読む時間、人に聞く時間なんて無駄だから自分で見ろ」と考えている人がいる。
なにより酷いのが「今までこうだったから」が通用しなくなったときの対応力の低さだ。
原理についての知識を学んでいれば、状況を構築する方程式のどこが変わったのか、そしてどこを弄れば良いのかが想像できる。
ただ実際にある物を漠然と知識もなく触り続けていれば全てがわかると信じてきただけの人間は弱い。
知識もあって体験もあるのがベストなので、体験を積み上げる時間を削ってでも知識は仕入れるべきである。
そして現代の人類は溜め込んだ知識の量と精度がかなりのものになってきているので、体験だけを積み上げた人間よりも知識だけを積み上げただけの人間のほうが役に立つことは往々にしてある。
「百聞は一見に如かず」とは、人がまだ民間療法レベルの経験則の積み上げしか持っていなかった時代の言葉であり、もはや時代遅れなのである。
勉強せずに手だけ動かしてきたって人が世の中には沢山いて~~~ そういう人には都合がいいからこの言葉が今でも元気なんだぜ~~ 言葉は~~使ってる人間の~~都合で~~決まるっ...
得てしてすでに知識がある人に対して「実際に自分でも見たほうが良いよ」って時に使われる言葉だからなあ。 知識ゼロの人間が「実際に見てきた俺が一番詳しんだよ!」みたいに使っ...
俺はあるが? N=1の限界がまさにこれなんだよな