お母さんがそういうコミュニティで生きてるからだと思うよ。たぶん旦那さんのお金でハイブランドを買うのが常識なんだろうと思う。増田がいうようにハイブランドに限らず、ものに絶対普遍の価値なんかないけど、ハイブランドは高っっかいという点で相対的な価値を認められやすいし、とてもわかりやすい。「いい」かどうかを定めるプロセスは人によって全然ちがうけど、ハイブランドは「いいですね!!」と言いやすいし褒めやすい。そういうところでハイブランドが絡んだコミュニケーションには間違いが起こりにくい。ついでにハイブランドに金を払っているというのは、それにに価値を見出して、たくさんお金を払ったという覚悟や意思表示のプラカードでもある。いろんなことがとにかくわかりやすいので、わかりやすさを求める人たちに人気がある。そういうビジネスが成り立っている。基本的には幼稚園でお友達がポケモンの話をするから私もほしい、と似たことだと思うけど、お母さんにはお母さんなりの大人の事情があるのだと思う。ただ、きっと所属を変えれば影響されて全然別の価値観を持つようになる。ハイブランドの服飾品それ自体を自分の生きた言葉で品評できる人はハイブランドにハマりづらい。富にも寒貧にも美しさがあって、理解さえできるなら、より洗練された寒貧のほうが味わい深いというのは誰にでもわかることだから。