昔は世の中を出来るだけ平等にしておくことで、万人に頑張れば豊かになれるというインセンティブを与え
全員が頑張ることで社会が発展するという建前があった
現在の日本では経済のパイが拡大しない中で、豊かになることは既得権益の奪い合いという側面が強くなり、
持つ者がより有利に、持たざる者がより不利になる格差社会が訪れた
しかし昔ながらの建前でもう一度社会に平等を取り戻そうという動きは弱くなっている
IT化の進展とアルゴリズム万能主義により、貧乏人のデータを収集して上手いこと条件づけることで
社会的に平等を達成しなくても貧乏人をギリギリまで消費させ生かさず殺さず富を絞り上げる事が可能だという事がだんだん明らかになってきたからだ