2022-06-05

anond:20220605202606

経済学には比較優位という考え方がある。

有能な弁護士Aは、弁護士仕事だけでなく、タイプを打つ仕事も得意だったとする。秘書は、弁護士タイプ仕事において、弁護士Aより不得意である。更に、秘書タイプはそこそこできるが弁護士仕事ほとんどできない。しか相対的比較として各自弁護士仕事能力基準にすれば、秘書タイピング能力弁護士Aより優位であると見ることができる。このような場合弁護士Aは弁護士仕事に特化し、秘書タイプ仕事を任せる。それが、弁護士タイプ仕事が最も効率よくできるからである

弁護士タイプを打つと、弁護士報酬という機会費用を捨てることになる。弁護士タイプを打つのは、恐ろしい機会費用がかかっていることになる。秘書タイプを打っても、機会費用は低い。無駄な事をしない=何がトクかを常に考える(時間でも費用でも)ことが、「比較優位」を実践していることになる。

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/比較優位

自分が他の誰よりも得意なことが無いとしても、自分の中で得意なこと(かつ他人が依頼する需要があること)に特化すれば、それで十分稼げるよ

記事への反応 -
  • 勉強もスポーツももちろんこれまでやってみたことで人より優れているなって感じたことが一度もない。 それでも昔は何の問題もないとか、この先得意なことが見つかるだろうとか思っ...

    • 経済学には比較優位という考え方がある。 有能な弁護士Aは、弁護士の仕事だけでなく、タイプを打つ仕事も得意だったとする。秘書は、弁護士・タイプの仕事において、弁護士Aより...

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