2022-03-20

歴史に学べとは言うけれど

歴史に学ぶ、というのはそんな簡単ではないと思う。そもそも現在が本当にその歴史と同じ状況なのか?ということをまず考えなくちゃいけない。

かつてヨーロッパヒトラーズデーテン地方併合を黙認したのも、「歴史に学んだ」(そっちの方がうまく収まると考えた)からであり、結果的にそれは悪手だった(と政治学教科書に書いてあった気もするが詳細はよく覚えとらん)


卑近な例で恐縮だが「歴史に学ぶ」といえるのは、次のようなミクロレベルのものくらいしかないのではないか

例えば、夏目漱石時代は「小説なんて読んだらバカになる」と言われ、彼の小説も蔑まれていたと聞く。

今は「なろう小説」や「異世界転生もの」が盛んにバカにされているけども、それははたして正当な評価なのだろうか?自分人間のよくある「新しいものバカにする」習性にハマっているだけという可能性を考えると、簡単バカにはできないように思える。

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