財政破綻は外貨借金の問題。アメリカ限定だが基軸通貨国で居続けるか、経常黒字国で居続ければ財政破綻は起きない。
そもそも、資金の需要(資金調達しての支出、資金不足)と供給(貯蓄、金融市場への資金拠出、資金余剰)は一致するんだ。
企業すらも資金余剰の状態で、政府が財政均衡を狙うと猛烈不景気になる。かつ、企業の資金余剰は設備研究投資不足の裏側なので、徐々に産業が劣化していく。そして輸出するものがなくなり経常赤字国となり、外貨借金から財政破綻する。
政府の財政均衡は必ずしも必要ではないが、産業劣化からの外貨借金を防ぎたければ、企業が資金調達して設備研究投資をしている状態に導くべきだな。法人税も設備研究投資に使ったら減税、企業内部で貯め込むなら増税とメリハリを付けるべき。