2021-11-26

実のところ女性ってかなり生きやすくなったと思っている。

社会には生きやすさの奪い合いみたいなところがあって、これまで威張り散らしてきたおじさんの生きやすさを奪って今の女性の生きやすさが成立してきた。

オタクも少し前までは生きにくかったけど、ステレオタイプオタクに生きにくさを押し付けて、オタク的な属性を持っていても問題ない空気を醸成、むしろ若者の多くがオタク公言するようになった。

割を食ったのはステレオタイプオタクっぽいおじさん。実際にオタクかどうかは関係なく、見た目がオタクっぽいおじさん。

生きやすさの奪い合いに敗れたおじさん達を誰かが救ってくれるかと言えば、今のところ誰も救ってくれない。

おじさんは可哀想には見えないからだ。

おじさんという属性によって強者に分類され、オタクっぽい見た目のせいでステレオタイプオタクの生きにくさを背負っている。

そして大抵の場合、金の無さ故にオタクっぽい見た目になっており、改善が難しい。

性的マイノリティほどではないかもしれないが、少なくとも一般的女性よりは生きづらいように思う。

存在自体が許されないような、肩身の狭い感覚があるのだ。

おじさん以外が生きやすくなり、強いおじさんは今の立場を譲らず、弱いおじさんが生きにくくなっていく。

加齢によって自分が弱いおじさんに近付いていくこと、おじさんという存在立場を追われていくこと、両方がじわじわと進行していく。

10年後が怖い。

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