2021-11-03

愛玩貸しというマンガ主人公共感してしまった

主人公家族レンタルの店で働く娘マディ

子供のいない夫婦に娘として期限付きで貸し出される

マディはいつも期待している、自分を買ってくれた夫妻がそのまま娘として引き取ってくれることを

けれどその願いはそうそう容易く叶うものではない

マディは同僚の娘たちとおしゃべりをする、ここを出たらどうする?それにマディは答える「戻されない暮らしがしたい」。

SESで次から次へ客に貸し出される仕事をして長い

派遣契約で1人放り込まれることも度々だ

長く同じ現場仕事がしたいが、どうしたって契約の期限は来る

仕事がないと1ヶ月、3ヶ月の短期間で現場を変わることもしばしばだ

その度に勤務地は変わり、仕事の内容が変わり、人間関係が変わり、一からやり直し

積み上がるものがない

定年で辞める最終日も、どこかの客先現場契約終了で頭を下げるだけなのだろうかと思うと虚しくなってしま

同じ顧客仕事をずっとしたい、と若いから思っていた自分気持ちを描かれたような気がした

マディは変態客に指を折られタバコで焼かれと酷い目に遭わされるも、店が客を訴えようともしないことに怒り店をやめると言う

店をやめた次の仕事売春宿で、マディは逃げだして農夫の家に転がり込む

農夫は店からの追っ手からマディを守る、家畜を譲ることで逃げた娘の代金とする

マディは農夫のいるこの場所が戻されなくていい安住の地だと感じる、でエンド

自分にも安住の地はあるのだろうか

あるとしたら、それはどんな形なのか

SESの人貸しでレンタルされて働き続けている自分に刺さるマンガだった

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