オタク的な振る舞いの核心は「違うものを同一視する」ところにある。
「同じ」という共通点で記憶するから、暗記問題なんかには滅法強いのがオタクだ。
だけど違うものは違うのだから「同じ」だけ考えているばかりではいつかは綻びが生じる。
例えば、いくら「差別」と「同じ」などと強弁したところで、一般人には通用しないぞ?
一般人なら「じゃあ他の差別とは、どう違うんだろう」と考えが発達していく。
だけどオタクは同一視した段階で満足して考えがストップしてしまうんだ。
だからいつまでもオタクは「違いのわからないやつ」のままなんだ。
場合によっては、オタクが勝手に同一視した「事実」を世間に押し付けるまである。
そんなオタクが世間の同意を得られないのは、当たり前のことなんだ。
「同じ」と「違い」は、言わば車の「アクセル」と「ブレーキ」のようなものだ。