オタクが最近やる誇張表現に「そのうちガンにも効くようになる」ってやつがあって、用法はTwitterとかで検索したらいっぱい出てくるから見ればわかると思うんだけど、あれが苦手。
若いオタクたちにとってがんが遠いものであることも、推しは万能薬という気持ちも理解はできる。でも、自分ががんだと聞いたときの絶望感や治療中の苦しさ辛さをどうしても思い出してしまって、無邪気にネットミームとしてがんを使ってるのを見ては複雑な気持ちになってしまう。
推しじゃ治らないんだよ、がん。
大好きなものにまた会える前に自分が死ぬかもしれなくて不安でほんとに辛かった。抗がん剤はすごく大変だった。いまでも抗がん剤の副作用が残ってるから通院してて、その待ち時間でこれ書いてる。
自分の友達はこの表現を使わないからタイムラインで見ることは少ないし、だからそれでいい。ただ、その無邪気さに苦しさを覚えたという吐き出し、お気持ち表明でした。
その気持ちは全然悪くないと思うぞ
知ってると思うけど元ネタはヘヴィメタルです。 https://twitter.com/motokokuroma/status/935943927852437504/photo/2 https://twitter.com/motokokuroma/status/935943927852437504/photo/3
「そのうち効くようになる」なんだから、いま効かないのは当然だろ。生まれた時代が悪かったと思って諦めろ。