恋愛に疲れた女性が私に寄ってくる
私は男性である
ついでに言えば童貞である
そして魔法使いである。
少し前まではそれなりに悩んでいた
しかしなんだかもうどうでもよくなってきた
昔からバレエをやってきたから女性の扱いは慣れている
だからおそらくそういう役回りなんだと納得しようと思う
私はそういった寄ってくる女性と性的な関係になったことはない
彼女らのうちの一人はカウンセラーを必要としていたし
また別の一人は父を必要とし
また別の一人は兄を必要とし
また別の一人は自分自身を必要とした
そしてまた別の一人は唯一性的な関係を結ばない異性という存在を必要とした
一人一人違うそのような関係性は私の人間関係を結果として
豊かにしてきたしおかげで孤独を感じることは少なかった
それでもういいのではないかと言えてしまう
それだけでもう完璧な気がしている
たった一つのシミが人生を決定的に毀損することはない
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