2021-06-10

過去緊急事態宣言による東京都感染者数推移よりオリンピックを開催できるかについて考察する

オリンピック日程:7/23〜8/8

パラリンピック日程:8/24〜9/5

 

緊急事態宣言2回目の期間:1/8〜2/7

間中感染者の最大値:1/8(2459人) 

間中感染者の最小値:2/1(393人)

終了時の7日移動平均:572.0

緊急事態宣言終了後の7日移動平均が最小となった日:3/8(253.4人)

終了後の7日移動平均が終了日の7日移動平均に再度到達した日:4/18(586.4人)

 

緊急事態宣言3回目:4/25〜継続

間中感染者の最大値:5/8(1121人 ※6/9時点)

間中感染者の最小値:6/7(235人 ※6/9時点)

6/9時点の7日移動平均:401.6人

 

出典元:https://stopcovid19.metro.tokyo.lg.jp/cards/monitoring-number-of-confirmed-cases/

 

緊急事態宣言2回目の感染者推移より、十分に感染者数を押さえ込んでいる状態から上昇トレンドに戻るまでに約5〜6週間のタイムラグがあることがわかる。

緊急事態宣言3回目は6/20までを予定しており、6/9時点で明らかな減少トレンドに入っている。

2回目のトレンドの通り推移すると仮定すると、その効果8月頭くらいまでは持続するが、その後明確な上昇トレンドに入り、8月中旬下旬頃に緊急事態宣言終了時の感染者数に到達すると推定される。

 

以下は想定されるシナリオである

・6/20緊急事態宣言終了

・〜7月下旬感染者数は減少〜現状維持トレンドで推移し、国内に楽観的な雰囲気が漂う

・7/24オリンピック開始

8月頭頃:感染者数が再び上昇トレンドに入り始める

・8/8:オリンピック閉会

8月中旬下旬感染者数が緊急事態宣言終了時の水準に戻る

・8/24パラリンピック開始(よりハードシナリオでは中止)

・9/5:パラリンピック終了

9月中旬緊急事態宣言4回目発動(パラリンピック中止の場合8月中旬お盆前に前倒し)

 

※季節の変化、変異株の割合外国からの人の流入国内の人の移動を加味していない楽観的なシナリオである

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