あたかも「女オタク向けコンテンツが伸びて、萌えオタ向けコンテンツがオワコン化している」と感じられるかもしれない。
さらに言えば「女オタク向けコンテンツのせいで、萌えオタ向けコンテンツがオワコンになっているのだ」とも。
あるいは、同じ「オタク」というキーワードで両者が結び付けられているように感じられるのかもしれない。
ふたつの出来事を結びつけるという誘惑に駆られるのも無理からぬことであろう。
だが、それは無意味なことだ。
まず、萌えオタ向けコンテンツがオワコン化しているのは、萌えオタ向けコンテンツがつまらないからだ。
フェミニスト、リベラル(BL→LGBT→リベラルという連想?)、ポリコレ、女オタク、腐女子などの「攻撃」によってではない。
また、女オタク向けコンテンツが勢いづいているように見えるのは、SNSの普及で反応が可視化されたから。