2021-03-13

偉大な子供の業績を謙遜する親にモヤモヤする

若くしてソフトウェアエンジニアとして業界でもかなり名の通ってるスーパーエンジニアがいるんだが、

たまたま、そのエンジニアさんが不在のときに、そのご両親と話す席があって。

おれは同じ業界の末席なんでとても尊敬しているし、

その人が作ったプロダクトについてもエベレスト並みに高いところにあるって意識だったんだけどさ、

そのご両親が「ぜんぜんそんなことないですよー」っていうわけ。

いや、そんなことあるよと。

「いつもぼーっとしてるし賢くもないですからね。凄いことなんてないですわ」


っていうのよ。

もちろん謙遜であることはわかってるし、

息子を褒められて嬉しそうではあるんだけどさ、

話しぶりから見ても、親子関係が歪んでるとかじゃないし、

しろ仲良しの親子だからこそ照れ隠しで言っただけなんだろうけどさ。

なんだろうね、成人済みのわが子を自身の延長として見ているというか一体化しているというか。

そのエンジニアさんがすごいのは両親に産んでもらってから

めちゃくちゃ頑張って勉強して技術を磨いたからであって、

そのことを両親が謙遜とはいえ否定するのって何か違う気がするんだよ。

ええ、まあ貴方全然すごくないですけど、それとはまったくの無関係あなたの息子さんは偉大ですよって言いたくなった。

性格悪くてすまん。

べつにそのご両親が悪いとか言いたい訳じゃなく、モヤモヤを吐き出したかったんだ。

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