原発ゼロにした結果、原発以外の負担が地方に押し付けられたんじゃあまり変わらんのでは? という疑念が拭えない。
どんな形であれ東京に自前で電力を賄える様な発電所は作れないし、作れたとしても作らないでしょ。
そうなると結局、東京で使う電力を作るのは東京から離れたどこかの県って事になる。
クリーンエネルギーを推進した結果、地方の自然環境や産業に悪影響が出た時、そのフォローはきちんとされるんだろうか?
例えば地熱発電を推進する為に温泉地を潰す事になっても、なんの補償もしないんじゃないか? とかね。
クリーンエネルギーって言うけど、自然環境からエネルギーを取り出すのだから絶対自然環境への負荷は増えるでしょ。
そのしわ寄せが騒音問題などの直接的な被害や自然災害の増加、温泉などのそれまで得られていた恩恵の減少として現れた時にクリーンエネルギーの推進を一時的にせよちゃんと止められるんだろうか?
反原発の人達は「原発稼働させるよりはマシだから」って雑な理屈で押し通そうとするんじゃないだろうか?
反原発を推進してる人達がその辺をちゃんと考えてるのか、そもそも反対派や慎重派を説得する気があるのかどうか、どうにも不信感が消えそうにない。