緊急事態宣言を出しても出さなくても年末年始には一定の活動が行われる。クリスマス、忘年会、新年会、帰省、成人式など。どうしたってこの時期は他の時期よりも感染する可能性の高いイベントが多い。そして通常の生活に戻って自粛しはじめるのは遅くとも成人の日以降だ。ならば中旬までは新規感染者数の増加が続くのは避けられないがそこで一旦止まる。よって緊急事態宣言を出すなら1月に入って1週間を過ぎた頃にすれば期間中に自粛の影響で数字の増加が止まる。
こうして自然にできてしまうカーブを活かさない手はない。そこを境に数字が減れば宣言による成果が印象づけられる。
一方で積極的疫学調査も感染増加に対応しきれなくなる前に方針を変えなければならない。規模縮小による数字の減少も見込める。しかし下旬までは我慢してもらう。