2020-11-29

緑が基本的には重要な色である、という点に疑いの余地はありません。

しかし、本の装丁の分野ではずいぶん昔から、「緑の表紙は売れない」と言われています

ヨーロッパ諸国国旗を見ると、79%が赤を使っているのに対し、緑はわずか16%にしか過ぎません。

衣装デザイナーたちは、舞台照明の中では緑は不気味に見えることが多い、と言います

ギャラリーディレクターたちは、よほど注意深く使われていない限り、緑の強い絵は顧客が好まないと報告しています


どうやらこの問題は、150年前にはすでに認識されており、アッシャーブラウンデュランド(Asher Brown Durand)は、「緑に対する先入観」に関して次のように述べています

「なぜ緑が芸術家から非難を浴びるのか、その理由を私はよく理解できる。緑ほど懐ぐあいを悪くする色はないからだ。」


(カラー・アンド・ライト)

ヨーロッパにおいても緑は不人気

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