ちょうどパソコンやワープロが普及し始めた時期にプログラマーとして働き始めたけど、自分の職場はドキュメントは全部手書き。
ワープロを導入しようって話がでてきたときに、ベテラン勢が「これ以上仕事を増やすつもりか!」と大反対。
部署に数台の共用PCがあって、一部の書類はワープロ打ちだったけど、やっぱベテラン勢は「以前は手書きでさっと書いて青書は業者に出すだけだったのにかえって仕事が増えた」と否定的は評価。
ちょっとでもワープロを使ったことのある人なら「これは手書きより圧倒的に効率がいい」と一瞬でわかると思うけど、そういう評価になるって「ワープロは清書機」という思い込みとか、自分らが長年やってきた仕事のやり方を変えられてたまるかという感情がよっぽど強かったんだろうな。
お客さんのシステムをリプレイスのときも、一番の要望は「便利にしてくれ」じゃなくて「今までとなるべく同じにしてくれ」だし。
業務を変えたがらないのは今も昔も一緒や
そうやってダメなところがドンドン淘汰されていくのさ。ざまあ見ろだね。
若い人間の意見への理解による実害が顕著なのがIT業界なんだよな。 傲慢なオッサンはデスマーチとともに淘汰されていってるね。