つまり美を論理的に表現するものだった、その伝統が今でも生きている。
だから欧米のミュージシャンが政治的な立場を表明することに躊躇がないんだと思う。
政治は言葉だし論理だから。
一方アジアにおける音楽はずっと、雰囲気を醸し出すものであって、白黒は決して付けない。
日本において音楽家が政治的な発言をすることが忌避されがちなのはそういうところなんじゃないかな。
それぞれの在り方に優劣はないけど、まぁ、近代以降のアジアの音楽はヨーロッパで発明された平均律を便利に使っていて、それは「文化の盗用」だとも言える。
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