10年くらい前、私が16歳のときの話です。富山県の鐘釣温泉に家族と旅行しました。
そこは野外温泉で有名な秘境の地で、トロッコでしか行けません。
そこの休憩室で、年齢的には大学生くらいの男の人にわたしたち家族は写真をお願いしました。
彼は一人で来ているらしく快く引き受けてくれました。
眼鏡をかけていて真面目そうなのに、白くてチャラチャラ系(?)のタイトなタンクトップ姿で、銀色の十字架のネックレスをしていました。
美形でもないし肌も白くて全然似合っていないのになぜだか不覚にも(?)ほんのすこしだけドキッとしたのを覚えています。たぶん恋ではないと思います。
そのとき私ははじめて男の人のわき毛をもろで見たのです。うげっと思う半面、興味もかきたてられました。男の人ってこんなの気にしないのね、みたいな。
あとで姉と母親はあのセンスは無いよねと笑い合っていました。男の人がお洒落で肌を露出する意味が分からないみたいなことを言っていました。
私も同感なんですけどほんのすこし気の毒にも思いました。おいおいそこまで言うか、みたいな気持ちでした。
年上の男の人に慣れていなかったからか、いまでもなぜだか忘れられないのです。
それはわたしだ。 暑いんだからしょうがないでしょう。
再投稿は甘え https://anond.hatelabo.jp/20201022105838