事業車なのに緑じゃなくて白、軽自動車なのに黄色じゃなくて白になるオリンピックの記念ナンバー。
今まで何十年と受け継がれてきた統一色をくずす、天下の愚策です。
たった数パーセントの例外のために、「白→事業者でない」「白→軽ではない」という命題を成り立たなくした。
例えば狭い道で向こうから1台の車がやってくる。
軽車両ならすれ違える。軽じゃなければ手前で待機。
そんな時に、遠くの車のナンバーの色を頼りに、軽の確認ができない。
今はもっぱら4桁の数字だけを読み取って、駐車場の入退場の管理に使われてるけど、
これを例えば「事業車だけを通す」とか「軽だけが駐車できるスペースに入れる」とか、
駐車場以外にも、有料道路のゲートをなくして、ナンバーから軽を認識して別料金にするとか、
そういうことを機械でやろうとしたときに、色を頼りにできなくなる。
この愚策、どうせ国交省のエライさんが「俺の在任期間に後世に残ることをしたい」と思ってやったんだろうけど、
そして今からもう後戻りできない。アホです。
ナンバーに自動車の区分けの数字あるよ