2020-07-31

「何者にもなれない」って焦燥すらない

他人とは違う特別人間になりたい」と思うが才能がなくてなれない苦しみ、みたいな作品をみた。

俺もどっちかというと他人とは違う特別人間になりたいと思っているし、才能がなくて何者にもなれない状態でいる。ということは刺さってグエーと思ってしかるべきなんだけど、特にダメージはなかった。

なんでだろうかと考えてみると、たぶん適応規制としてあらゆるもの冷笑してくだらないものだと思い込むマインドをすっかり内面化してるからだろうなと思う。

何かすごいものを見たり、同世代のすごい人を見たりして、嫉妬しそうになったらすかさず思う。「いや、100年後にはみんな死んでるし、もっと経ったら人類のものも滅ぶ、こいつがいくら名を残しても絶対どっかで消える、意味ない意味ない、宇宙視点ならホコリみたいなもん」

これをやりすぎた結果、全部どうでもいいと心から思えるようになった。人生のもの否定することであらゆる才能の価値を認めない、そういう手を俺はとった。

そしてこういう態度のことを内心ではカッコいいと思ってるんだよな。何にも本気で相対せず、すべての価値否定する俺カッコいい、他人とは違う!となかば本気で思っている。

どこかのタイミングでこの冷笑スタンスが壊れちゃったら、そこから本当の苦しみが始まるんだろうなと思う。

どうする俺…

  • たしかにワイもデビルマンには成りたくないやで

  • そのタイミングは訪れないからどうする必要もないだろうし、そうなったら自殺でもテロでもすりゃ良いじゃん。 社会も規範も等しく無価値なんだから

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