2020-07-22

昭和レトロを感じる事物は、「ホラー」の一種だと思う

例えば、独特なフォントホーロー看板だとか、つまみチャンネルを変えるようなテレビだとか。そういう昭和レトロを感じる事物を見ると、

私はそれを「ホラー」だと認識してしまって、お化け屋敷と同じく、早く逃げ出してそれを視界から消し去りたい気分になる。

なんだか、安全現実を包んでいる柔らかい膜が剥がされて、その現実が隠し持つ惨状をあらわにされたような気分になるのだ。

そういう事物を見てると、なんで洗練されてないの?こんなに使いにくいの?という疑問から現在普通に存在している事物絶対的ではなく、

またそういう訳のわからない形態に逆戻ったりするんじゃないか不安気持ちになるのだ。朝起きたら、ああいう物だらけになってたら困るというか。

ホラー」と書いたが、それはまさに、ゾンビ映画を見て、夜眠れなくなるのと同じ気分なのだ現在昭和ノスタルジー事物に襲撃されるような気分。

私の言ってることがなんとなくピンと来てない人は、昔のCMとか見るとわかってもらえると思うにゅ。

例えば、「十仁病院」や「はぎや整形」のCMとか。もしくは子供の顔が描かれた肝油ドロップの缶とかでもいい。ああい不安を、昭和レトロ事物から感じるのだ。

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