2020-07-22

ゲーム世界アニメ世界も結局、力がある人が切り開くんだよな

俺はカスタムロボというゲームが好きだった。

ロボを操って戦ってチャンピオンを目指すというゲームだ。

主人公はロボの操作戦略を周りから教わりながら少しずつ成長し、仲間や知り合いが増え、異性から頼りにされ、敵対する悪の組織チャンピオンも負かしてハッピーエンド。そんな展開だ。

俺はこのゲームが楽しくて仕方なかったけどふと気が付いた。

強くなれないと今いるところから先へは一歩も進めないということだ。

もし弱かったら誰からも顧みられず、誰からも頼りにされず、ほんのわずかな周りの人間とつるんで終わりだ。

強くなれない状態というのは、自分存在物語が進む過程で散々目にしてきた大量のモブと同じだということだ。

力があったからこそ周りから認められ、注目され、頼りにされ、心配もされた。

そう思うと俺はもうそゲームができなくなった。アニメも同じ論法で見ることができなくなった。

その世界スポットライトの当たらないモブ自分が重なって見えてしまい、主人公感情移入ができなくなるからだ。

現実自分には何の力もない。職もなく、転職5回以上しているために面接すら断られる失業者だ。

ゲームアニメに逃げたいが、上記理由でできず、自分の無力さと虚しさを嘆く日々だ。

  • 人生は神ゲーだ。 https://dic.nicovideo.jp/a/%E4%BA%BA%E7%94%9F%E3%81%AF%E7%A5%9E%E3%82%B2%E3%83%BC

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