今朝の出勤時、オフィス入り口の階段前に車椅子の人がいるのが見えた。
階段を上がるために車椅子を降り、お尻をついて腕力で階段を一段ずつ上がろうとしていた。
その人が持っていた缶コーヒーが落ちてしまい、玄関まで来たぼくの足元に転がった。
ぼくは缶を拾い、階段をのぼるために地面に座っているその人に声をかけた。
「なにかお手伝いしましょうか。」
以前、なにかの記事で手助けしたほうがいい状況にある人には、
「大丈夫ですか?」と聞くよりも、こう尋ねた方が良いとあった。
意外とすんなり口から出た。
車椅子を持って上がってもらいたい、とのこと。
がってん。
初めて持ち上げたが、結構な重量感。
階段を上がった後、下に残された車椅子はどうするつもりだったんだろう。
腕力で一段ずつお尻をついてあがるのも大変そうだった。
駐車場からなら車椅子でもエレベーターまで行けるが、初見では無理だろう。
感謝された。
大げさなものではなく、それこそ缶コーヒーを拾った事に対してお礼を言われている程度の雰囲気。
ぼくも同じように、特別な雰囲気にならないようにと軽く会釈した。
声をかけられてよかった。
また、手助けできそうな場面にあったら、言ってみよう。
介助ポルノ!
いいことしましたね。お疲れさまでした🐈
お前のカストラバは悪いことだぞ改めろよ