これが一番分かる気がする。
「自分の将来がある可能性に狭められようとしていることへの恐怖」みたいなものか。
書いてて思うけど、ものすごい難儀な恐怖症だな、それ。
到来するものが幸福か不幸かではなく「決まってしまうこと」への恐怖。一般の人で言うと「マリッジブルー」みたいな状態が近いのではないか。アレの酷いヤツかと思うと、結構同情する。
でもって、対処法とかあるのかというと、おそらく一般的な不安神経症とかの対応になるんじゃないかな。投薬治療・カウンセリング。あと、なんとなく想像だが、発達障害が入ってると思うんで、そちらも念頭においておいた方がいいかもしれん。
ただ、人類の歴史の中では、こういう「なんもない所に何かを見付けてしまう存在」というのは、結構文化や文明におけるイノベーションの担い手になる人だと思うので、確かに現代社会で生きるには難儀な症状だけど、よき理解者やパトロン、そして、何か打ち込むことを見付けられたらすごい存在になりそうな気もするんだよなぁ。