74年ものあいだ、日本の兵士は戦争で他国民を誰ひとりとして殺していない。
あと26年続けたら、百年の間、日本の兵士は戦争で他国民を誰ひとりとして殺していないことになる。
すごいことだ。
その間、アメリカはほぼ絶え間なく、どこかの戦争で、自国の兵士と他国民の血を流し続けている。
が、実際に戦場に赴いた兵士が心に大きな傷を残す例も多いと聞く。他国の戦争に自国の兵士の血を流すべきではないという意見は、米国内の左派からも右派からも出ている。
日本の兵士は、74年間という長い期間、戦争で他国民をひとりも殺していない(実際はどうだかわからないけど、そういうことになっているよね?)。
今の政権は憲法を変更して日本の兵士を他国の戦争に参加できる「普通の国」にしようとしている。
今度の選挙の結果を受けて、憲法が変わって「普通の国」になって、やがて……。
そこでひとりの兵士が他国民の命を奪うことになれば、例えばそれがテロリストであったとしても、日本の兵士が戦争で誰かを殺さなかった74年もの平和な時代はあっさりと終わってしまう。
……
そんなことは有り得ないと言う人もいるだろう。
そもそも、今度の選挙の争点は憲法ではなく経済だと言う人もいるだろう。
けれど、やはり、74年という長い年月を無駄にはしたくない。
あと30年くらいでまた元号が変わるし、戦争がなかった時代が平成だけで終わるのか、以降も続いていくのかは今の時代にかかっているような気もする。
あとたった26年と言うけど、ここからの四半世紀の間に、日本は経済面でも軍事面でも間違いなく正念場を迎える。100年の平和はたぶん叶わない。 専守防衛の立場は堅持しつつ、他国の...
パヨクのくせにゴランの日誌の件忘れたのか